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孫子の兵法;軍国主義は著しく国力を低下させる。

孫子の兵法;軍国主義は著しく国力を低下させる。

  ―軍備増強は亡国への道でしかない―


 孫子の兵法といえば、現在、アメリカ軍の教科書として使用されている最高の兵法書である。
 当然のことながら、戦争に勝利する方法が記載されてはいるのだが、特筆すべきはこの傑出した兵法家が、軍国主義を推奨していないという点である。

戦争はできるだけ回避すべきである。戦争のための軍備に国歌予算を投入すると、国家の税収と国民の豊かさにとって肝心要な農業、工業その他の生産力に投入される維持費や設備投資、減価償却や人件費、労働者への給与まで低下して、生産力が著しく低下する。
 その結果は国家予算の枯渇と経済力の低下である。
 
 同時に、戦争は勤労世代の若者達を大量に死亡あるいは身体障害者に陥らせ、労働者の激減をも招く。同時に、勤労世代の減少は、出産可能年齢の男女の結婚率をも低下させる
 さらに国民の財産や生活のための集団まで奪われるために、結婚するゆとりもなくなり、将来への不安から出産を手控える夫婦が激増する。
 国家の勤労可能人口が減少すれば、最終的には商業その他の産業も全般的に競争力が低下して、国際競争力も生産性も軒並み悪化する

 近隣諸国との友好関係を維持し、不用意に戦争せずに国力を高め国民を保護することによって、敵対国家が付け入る隙を与えなければ、戦わずして勝利することができる
 軍国主義は国力を低下させ、最終的には勤労人口をも激減させて、国家が衰亡する直接原因となる。」

――驚くべき事に、孫子が最も強調しているのは、いかにして戦争するかではない。いかに戦争を回避しなければならないかなのである

 安倍政権と右翼の勢力は、日本の軍国主義独裁を狙っている。だが、国民に戦争の危機を煽って軍国主義者である安倍晋三に独裁権を与える事には成功したが、愚かなことに北朝鮮との核戦争の危機を煽ったために、国民は全て恐怖するあまり、結婚も子作りもためらうようになってしまった。

我が子や孫が戦争で死んだり、徴兵制度によって戦死させられるぐらいなら、最初から子供など居ない方がずっといい。
 こんな恐ろしい時代に、子供など作れない
。」――それが国民の偽らざる思いである。

 同時に、安倍晋三の独裁政治は、国民の財産を吸い上げて独裁者と大企業だけに再配分することによって、日本の少子高齢化や生産力の低下を隠蔽することに成功し、内部留保を増やした大企業にも支持されてはいるけれども、結果的に日本の女性は、おちおち子を産んで育児するゆとりを奪われ、生後わずか数カ月の我が子を、劣悪な無認可保育園に預けて働かざるを得なくなった。
 同時に安倍は、高齢者の福祉を徹底的にカットして、国家から各家庭に介護の責任を丸投げしてしまった
 ただでさえ女性には仕事と育児でゆとりがないのに、高齢者の介護まで押しつけられ、介護で全ての時間を奪われるか、それとも施設入所のために働いた金を持っていかれるかという、究極の選択を強いられている。

 これでは子どもの数が増えようはずがない。

 戦前には一組の夫婦が5,6人以上の子を産んだ。ところが日本人の多くは小作農であり、長男以外の男の子には相続すべき土地も仕事も無く、女の子は嫁ぐ以外に就職の道を奪われていた。
 こうして、余った男の子の多くは低賃金化か給料なしの丁稚奉公を強いられ、それ以外には軍隊にはいる以外には就職の道がなく、女の子は結婚するための持参金がない場合、性風俗に売り飛ばされ、国家公認の娼婦として地獄のような環境で搾取され若くして死んだ。

 多産と大勢の子供人口があってこそ、日本は戦争する兵士を確保できたのである。
 ところが、現在の少子高齢化社会では、多くの世帯はせいぜい一人か二人しか子供がおらず、たとえ二人子供がいたとしても、その半数は男の子である。
 従って、もし戦争で大量に兵隊が必要になり、安倍が狙う徴兵制度が復活したなら、各家庭は一人しかいない男の子か、女の子を残して我が子を奪われ、一人っ子家庭は血筋が完全に途絶えて絶家する事になり、祖父母や親の死後、墓参りする者もない無縁墓になってしまうことになる。
 女の子は生き残れるが、婿養子をもらえなければ同じく家系は途絶えてしまう。いや、男の子が大量に死んだ場合、仮に女の子が生き延びたとしても、結婚する男性は戦争に行かなかった高齢者を除いては、ほとんど居なくなってしまっている。

 孫子の言を待つまでも無く、現在日本で安倍と右翼によって主導されている軍国主義独裁政治は、音も無く日本の国力を蝕んでいる。
 日本は安倍によって遠からず滅亡するが、それは決して戦争によるものではない合計特殊出生率わずか1.3、一組の夫婦が一人か二人しか子を産めないという惨めな現実が、日本を静かに滅亡へと導き続けているのである。

 しかも、この出生数は、日本に帰化した外国人夫婦や、日本人と結婚した外国人による子供達をも含んでいる。
 今の日本には、大量の中国人、韓国人、フィリピン人、ブラジル人、ペルー人やボリビア人、時にはベトナム人が暮らして居て、国際結婚したカップルの数が爆発的に増加している。
 安倍と右翼は国粋主義の差別論者であるが、日本の子供として生まれた子供達の相当数は、現実には「純血の日本人」ではない外国人との子供達が多数含まれている。

 こんな時代に「日本人優位」や「在日外国人」へのバッシングや差別意識を引きずったままの安倍と右翼は、とっくに時代に取り残されている過去の亡霊、戦争中の戦犯共の亡霊に取りつかれたような、時代錯誤の愚者であると言えるだろう。

 軍国主義独裁政治は、極端に国力を低下させ、国民への締め付けは合計特殊出生率を限りなく低下させてしまう。

 安倍と右翼による軍国主義は、日本を滅ぼす亡国の国賊であり、日本の国民を裏切り続ける彼等の本当の正体は、「非国民」に他ならないのである。

sonshi[1]

20160202004729[1]
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コメント

知らなかったなあ。

孫子の兵法、興味はありましたが、内容については詳しくありません。興味深い事を言っていた人なんですね。

解説書も出ております。

興味がおありでしたらご一読ください。孫子はできのわるい軍国主義者とは違いますから。

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