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名画に見る戦争の惨禍

名画に見る戦争の惨禍

  ―平和ボケした日本の人々へ―


 皆さんはスペインの画家、ゴヤを御存知でしょうか?

 有名なのは「着衣のマハ」と「裸のマハ」。非常に魅力的な女性が描かれています。

 けれども、彼が大病で聴力を失ってからは、その眼差しはさらに鋭さを増し、戦争の惨劇をモノクロの絵に描くようになったのです。

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巨人」 戦争の恐怖を象徴的に描いた作品と言われています。

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 銃殺される罪もない市民。

 フランスのナポレオンによる侵略戦争で、フランス軍がスペインの市民に行った残虐行為と虐殺の数々はあまりにも有名です。
 侵略戦争という物は、圧倒的軍事力を誇る好戦的で残酷な国家首脳が、弱い立場の国を一方的に蹂躙し虐殺する行為です。けれどもその過程においては、自国の兵士も大量に犠牲になるのです。
 戦争に明け暮れ当初は勝利して、国民に熱狂的に支持されたナポレオンでしたが、その残虐行為を恐れて同盟した国家の抵抗で、最後には無謀なワーテルローの戦いで、フランス兵はほとんど全滅し、フランスは敗戦の屈辱と辛酸を舐める側になました。
 罪もない隣国に戦争を仕掛ければ、決して消えない怨恨をもたらす事は当然です。

 日本も戦争中にはフランス軍同様に、中国や韓国の人々を虐殺し、様々な残虐行為を働きました。それは日本が、軍国主義独裁国家であったからですが、本当は日本のどの国民もどの母親も父親も、我が子を戦場になど送りたくはなかったのです。
 
 けれども、ゴヤの絵を見ればわかる通り、加害者と被害者の不幸という点では、戦争は圧倒的に被害者により大きな悲劇をもたらします。
 現在、右翼や百田尚樹などの恥ずべき作家が、日本には戦争責任などなかったと吹聴しています。けれどもそれは、どう考えても狂気の論理であり、確かに日本の国民は、軍部の強制によって戦争を強いられた犠牲者ではありますが、それ以上に中国・韓国の人々は、ゴヤの時代のスペインの国民同様に、侵略者に残酷の限りを尽くされた側なのです。

 日本が本当に知るべきなのは、戦争加害国であるという歴史的事実と、軍部や軍国主義者や右翼に政治的権力を与えてしまうと、国民には取り返しがつかない悲劇をもたらすという歴史的事実です。
 
 世界で唯一の被爆国でもある日本こそ、核兵器は言うに及ばず、全ての戦争と兵器の廃絶を訴えかける義務があるのではないでしょうか?


戦争に勝利した! 皇帝万歳!」――近隣諸国の人々を尻目にフランス人は歓喜の声を上げていました。

 けれども、戦争に勝利すると言う事は、相手の国の罪もない人々を、限りなく残酷に、大量虐殺したという事なのです。

 日本の右翼や安倍晋三、右翼系日本神道カルトの「生長の家」は主張します。

「日本は決して戦争には負けていなかったのだ」と。それが意味する事は、日本が中国・韓国その他の国家で、数えきれないほどの罪もない人々を、次から次へと虐殺し、ありとあらゆる残虐行為を実行したという事なのです。
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