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朝長(ともなが)    戦争の真実を暴く

朝長(ともなが)   ―血涙―     戦争の真実を暴く――安倍晋三と与党が勝つとこうなります。


 さて、源平の最初の戦い、平治の乱で平清盛に破れた源義朝(みなもとのよしとも)は都を逃れ、その次男、大夫(たいふ)の進の朝長は、美濃(みの)の国、青墓(あおはか)の宿で自殺したと伝えられている。享年十六才だった。
 彼らの残党の一人は出家して、嵯峨(さが)清涼寺の僧になっていた。彼は朝長の死を伝え聞き、自分も朝長ゆかりの者だからと、取る物も取りあえず弟子の僧を伴って青墓に出向き、跡を弔おうと思い立ったのだった。
 近江路(おうみじ)で勢多(せた)の長橋を渡り、なお行く末は鏡山。老蘇(おいそ)の森を通り過ぎ、さらに行けば伊吹の山。その山風に吹かれながら、不破(ふわ)の関路を過ぎゆけば、青墓の宿に到着した。
「急いだから青墓の宿に着いた。
 どなたかこのあたりの人はおられないものだろうか?...」
 折良く通りかかった人から朝長の墓の在処を聞くと、僧はさっそく墓を訪ねていった。

 しばらくすると青墓の宿から、伴の男女を連れた中年の女が現れた。一陣の風が吹き抜けて、寂しく松を鳴らして行く。聞いて女は顔を上げ、古い詩の一節をつぶやいた。

「松風の悲しい声がする。

 せめてもうしばらく待っていてくれたなら――
 そう心の内で願いながら花を訪ねて行ったのに、
  花はすでに散ってしまっていた。
 せっかく訪ねて行ったのに、
  散った花の跡をただ虚しく吹き抜けるだけだった...。

 そんな時、松風は、
  行ってしまった後に残された雪、
 花のように白く美しい雪を見てさえも、
  かえって恨めしく思うに違いない...。」

 これは青墓の宿の女主人である。女は悲しく考えた。
 草に置く露、水の泡、――こうした儚(はかな)いものを見れば、どんなに心浅はかな者達でも哀れを知るのが世の習い。それなのにこの度は、ことさらそうしたことを思わなくても、思いがけず我が身の上に、人の嘆きを目の当たりにする悲しい出来事が降りかかった。
 そんな時には、このように、ただただ涙が雨と流れるばかりなのだと思い知った...。
 しおれる袖は花ススキさながらだけど、穂として出すべき言の葉もなく、ただ泣くばかりの有様だ...。
 まだ山間では雪が残っていて、春の陽光にまぶしく白く光っている。けれどもまた一方では、鳥達のさえずりも聞こえて来る。ああ、もうこんなに時間が流れ、今はもう春になっている。女は深く嘆息した。
 過ぎゆく時を惜しんでも、月日の数は降り積もり、

 雪の内
  春は訪れウグイスの
    春は訪れウグイスの、
     凍った涙今は融けよう...

 今はもう、涙は解けたはずなのに、いまだ心安らかに寝る事が出来ないから、夢にさえあの面影を見られずに、ただ痛ましい有様だけを思い出す。それもまた、あまりにも心の痛む思いがする...。
 三人が朝長の墓に来てみると、そこにはすでに先ほどの僧が来ていた。見慣れない僧の姿を見て不審に思い、女主人はつぶやいた。
「不思議な、この墓所へは私以外には七日七日にお参りして跡を弔う者もないのに、旅人らしいお坊様が、涙を流してねんごろにお弔いなさっておられるが...。
 もし、どういうお人でございます?」
 これを聞いて僧は振り向いた。
「はい、私は朝長ゆかりのものですが、跡をお弔いするためにここまで参りました。」
 女は潤んだ目をして僧を見た。
「ゆかりの方とはお懐かしい。
 それでは、朝長とはどういうご関係の御方でいらっしゃいます?」
 旅の僧はうなずいた。
「私は朝長のお守り役でございましたが、さる事情でお暇を頂き、それから早くも十年以上になり、このような姿となりました。
 すぐにでもここへ下ってきて、跡をお弔いして差し上げたいとは存じましたけれども、怨みある敵のゆかりの者とあっては、出家の身でも許されませんので、諸国行脚の修行僧に身をやつし、忍んで下って参りました。」
 女は深くうなずいた。
「それでは格段のお馴染みですね、そうお思いになられましたのも当然の事でございましょう。
 私も、わずか一夜の御宿りで、あえなく自殺してしまわれましたので、ただただ我が身の嘆きのように思われて、こうしてお弔いしております。」
「本当においたわしい。私も元は主従の間で情けをかけて頂きました。これも過去・現在・未来の三世にわたる御縁でございます。」
「私も同じ木陰に宿った者、これも他生(たしょう。過去世あるいは未来世)の縁と聞いております。本当にこれも、過去・現在・未来にわたる御縁です。」
 これを聞いて僧は深くうなずいた。
「今日という日に互いにここに来て、」
「弔う私も、」
「朝長も、」
 僧と同じく、女もその眼差しに深い悲しみの色を浮かべ、じっと墓を見つめながら、つぶやくように言った。
「皆、死を縁にして、場所もそれにふさわしく、墓で逢うという名の青墓で出会ったわけでございます...」
 場所もふさわしい青墓の、いじけた草葉の陰からのぞいているのは、これは墓標のしるしだろうか? 青野ヶ原(あおのがはら)とは名ばかりで、古ぼけた枯葉ばかりの春の草は、さながら秋の荒れ野ヶ原。萩を焼いた野原の跡までも、本当に北邙(ほくぼう。中国河南省、洛陽の北の墓地)の煙を思わせるが、あの日の火葬場の煙も、すでに一片の雲となり消えてしまった。空には今はもう色も形も跡形もない。こうしてただ虚しく失われてしまった者の亡き跡が哀れだった。
 しばらくして旅の僧は、色褪せた墓を眺めながら、重い口を開いた。
「もし、朝長の最後の有様を詳しくお聞かせ願えませんでしょうか?」
 女主人は顔を曇らせた。
「お話するのもおいたわしい...。」 
 女はじっと目を閉じた。それからまるで自分自身に言い聞かせるかのように、視線を落として語りだした。
「去年の年の暮れ、十二月八日の夜に入って、荒々しく門を叩く音がいたします。
『どなた様でしょうか?』とおたずねしましたら、
『鎌田です』とおっしゃいましたので、すぐ門を開けさせましたら、武装した人々が四、五人、中にお入りなさいます。義朝親子、鎌田、金王丸(こんのうまる)といった方々でございましたでしょうか、私を頼っておいでです。聞けば、夜が明けたら川船に乗って、野間(のま)の内海(うつみ)へ逃れる御予定でございました。
 また、朝長は、都大崩(おおくずれ)とかで膝頭を射られ、激痛でひどく苦しんでおられましたが、夜が更け人が寝静まった頃、
『南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏!』と、ただ二声申されます。そのただならぬ有様に、鎌田様が見に行かれると、
『これは何ということだ! 朝長が自殺しようとされました!」と血相を変えておっしゃいます。そこで父の義朝様が驚いて駆け寄り御覧になりますと、もはや肌着まで紅に染まり、目も当てられない有様です。
 その時、義朝様が、
『何故自殺なんかしようとしたんだ?!』と叫ぶように申されましたら、朝長はかすかに目を開き、苦しい息の下から、喘ぐように、
『はい、都、大崩で膝頭を射られ、もう駄目だと思いましたが、かろうじて馬にすがりつくようにしてここまでは参りました。...けれども、今はもう一歩も歩けません。道の途中でうち捨てられましたなら、犬死にするしかありません...。
 ただ、お父様の行く末もお見届け申し上げないままでこんな事になってしまって、さぞかし意気地のない者とはお思いでございましょうけれども、このまま路上で敵に会ったなら、みすみすごろつきのような兵に殺される事になりましょう。...それがあまりに悔しゅうございますので、これでお暇致します...』と、これを最後の言葉にして、そのまま事切れてしまわれましたので、義朝様と鎌田正清様とは、朝長の亡骸(なきがら)にすがりついてお嘆きなさいます、その有様は、よその見る目にも哀れでございました...。」
 女は袖で目頭を拭い、しゃくり上げながら言った。
「あの哀れさ悲しさを、いつになったら忘れられるものでございましょうか...」
 悲しい事に、生きていた頃の形を求めても、苔の底の朽ちた骨以外、目に映る物は今は何もない。それではとその声をたずねても、草の小道に亡骨が風に鳴るばかり、答える者も誰もない。
 過去・現在・未来のあらゆる世界の覚者の聖なる弟子達も、憐れむ心があるならば、亡くなった魂も幽霊も、さぞかし嬉しく思うだろう...。
 僧も女も一同も、それぞれ心の内で祈らずにはいられなかった。
 いつか陽は西に傾いた。こうしてじっとたたずんでいると、夕陽の影が映る雲が、絶え絶えに移ろい流れてゆく。振り仰げばその空の、悲しいまでのその青さ!
 一行は青野ヶ原の露を踏み分けて、訪れた旅人を伴って、青墓の宿に帰っていった。

 宿に戻った女主人は旅の僧に深々と頭を下げた。
「お坊様に申し上げます。見苦しゅうはございますが、しばらくここに御逗留なさって、朝長の跡を御心静かに御弔い下さいませ。」
 僧はうなずいて手を合わせた。
「本当にお志しありがとうございます。それでは御言葉に甘えさせて頂いて、しばらくここに逗留させて頂くと致しましょう。」
 女はかすかに微笑んで、奥の間に向かって声をかけた。
「誰かいる? ここに来てお坊様をお世話しなさい。」
 主人の声に応じて、宿の者は二人の僧を別室に案内した。
 しばしくつろいだ後、僧は居住まいを正して弟子に言った。
「さて、亡くなった朝長を弔う仏事は様々数多くあるけれども、生前とりわけ尊んでおられたのは観音懺法(かんのんせんぽう。観世音菩薩に自らの罪を告白して懺悔する経文)だった。これからそれを読ませて頂こう。」
 弟子の僧もうなずいた。二人は鉦(かね)と打ち太鼓を出し、静かに経文を唱えだした。
 その声はあたりに満ちあふれ、法(のり)の声は山風に乗って漂い流れ、夜は更けて、月の光も和らぐ春の夜の、眠りを覚ます鉦・太鼓...。
 いつしか時も移ったものと見え、後夜(ごや。午前二時)の澄んだ鐘の音がする。同じく音も澄み渡る、折からの夜の御法(みのり)の声は、深い慈愛と真心に満ち、思わず感涙も浮かぶばかり、これなら亡者もきっと浮かばれよう、そう思われるほどの有様だった。
――するとその時、どこかはるかな遠くの方から、不思議な声が聞こえてきた。

「...ああ、ありがたい御経の声...。

『昔、鷲霊山(りょうじゅせん)に在っては法の華、
 今は西方に在って名は阿弥陀、
 この世に出現しては観世音、
 この三つは同じ者であり、過去・現在・未来の三世において同じ利益(りやく)がある...』

 本当にその通り。本当にその通りだ。
 頼もしいことだ。聞けば妙なる法の声...」
 旅の僧は、ただ一心不乱に読経していた。
 すると幽かな声がそれに和した。

「『...楊の枝に清らかな水を滴らせ、ただ請い願う観世音菩薩を...』」

 心の耳を澄ませるような、麗しい法の言葉を読む読経の声...。黙って聞いていると、御仏の慈悲の思いが聞く者の心にまで感応し、深く深く、腹の底まで染み通り、心の底まで洗われるような一時だった。
「ああ、何と尊いお弔いだろう...」 
 その声に、ようやく僧はハッと我に返り、じっとそのあたりを眺めた。
「不思議な、観音懺法を一心に読み上げて、今は燈(ともしび)もかすかになっているのに、見れば紛れもない朝長の姿が影のように見えている。これは夢か幻か?」
 おぼろな影から声がした。
「もとよりこの世は夢幻の仮の世です。御疑いをおやめになって、どうか御法を講じて下さいませ。」
「本当に、こうしてまみえる事が出来たのも、ひとえに法の力だろう」と、僧は念珠を何度も繰りながら考えた。
 この声を力に頼り来るのは、まことの姿か幻か?
 あるいは幻かとも見え、見え隠れする面影は、もしうかつに声に出し、
「あれは朝――」とでも言ったなら、おそらくそのまま消えてしまうだろう。消えないならば、何故燈に背を向けるのか? 背を向けるなよ、朝長を共に憐れんで、深夜の月も光を添えている。どうかこの一時を惜しみ、どうかこの一時を大切にして下さい――。僧は心の中で一心に祈っていた。
 するとその思いを知ってか知らずか、再びかすかな声がした。
「本当に、時は人を待たぬもの、それがこの憂き世の習いです。
 ただ何事もうち捨てて、御法を御説き下さいませ。」
 そう言って僧に向き直りそっと手を合わせると、亡霊はつぶやくように語りだした。

「朝(あした)に紅顔(こうがん)の若やぎを世上に誇れども、
 夕(ゆうべ)には白骨となって野に朽ちる。

 昔、源平は左右に並び、そろって朝廷を御守り申し上げ、御代を治め国家を鎮めて、国の政治は何の滞りもなく行われていたのに、保元(ほうげん)・平治(へいじ)の世の乱れ、何という時代が来たものか!
 想像もしなかった戦乱の日々、ただただそんな時代が到来してしまったのだ。
 そうこうするうちに、長男の悪源太義平(あくげんたよしひら)は石山寺(いしやまでら)に立て籠もったが、多勢に無勢では敵(かな)おうはずもなく、力無く生け捕られ、ついに殺されてしまった...。」
 亡霊は顔を伏せてじっと沈黙した。僧は黙って聞いていた。
「三男、兵衛佐(ひょうえのすけ。源頼朝。天皇護衛の役職)は、弥平兵衛(やひょうびょうえ。平宗清)の手に渡り、これも都へ連行された。
 父、義朝はここ青墓から、野間の内海へ落ち行き、長田(おさだ)を頼りにしたけれども、頼みにした木の下に雨が漏るように、むざむざと闇討ちに討たれてしまわれた。」
 おぼろな影が顔を上げた。
「なぜ長田は、頼りがいもなく主君を討ったのか?
 なぜこの宿の御主人は、女性の身でありながら、けなげにも頼みに応じ、一夜の情けをかけて下さったのか? 
 それのみか、こうして跡まで弔って下さるとは、一体いつの世の約束事なのか?」
 亡霊はそっと手を合わせ、宿の主が居ると思(おぼ)しき辺りに深く一礼した。それからまた口を開いた。その声は心なしか、最初よりいくぶんやわらいだようだった。

「一切の男子を生々世々の父と頼み、
 全ての女性を生々世々の母と思え」

――(梵網経=ぼんもうきょうより。)とは、今、我が身の上に目の当たりに知らされた。さながら親子のように嘆き悲しんで下さり、本当に深い心を込めたお弔いを受け喜んでおります。私の後世の事も、どうか御安心下さいませ。」
 けれども旅の僧は、悲しげに問いかけた。
「本当に、頼もしい一乗の法(法華経)の功徳がありながら、何故いまだに怒りと憎しみの甲冑姿のままでおられますのでしょうか? 何という痛ましいお姿でございましょう。」
 それを聞いて、亡霊は苦しげに顔を曇らせた。
「確かに命は終わりましたが、この姿は元のまま。私の顕在意識は救われて極楽に赴きましたが、私の心の奥深い潜在意識は、なお荒れ狂う修羅道(敵意と憎悪、怒りと闘争の世界)に留まって、今しばらくは苦しみを受けねばなりません。」
 僧は深い悲しみと憐れみの眼差しで問いかけた。
「では修羅道の苦しみとは、どのような敵に会うのです?」
 亡霊は深く嘆息した。
「この世で見た有様そのままです。源平両家が入り乱れ、源氏の白旗、平家の紅旗、乱れる旗は白雲、紅葉が散り混じるよう...。
 このように戦いますが、もはや運が窮まった悲しさ、大崩で私は膝頭を深く射られ、馬の脇腹に射付けられました。」
 あまりに苦痛な記憶のためか、亡霊の顔は苦悶にゆがみ、不思議な事に、その膝のあたりからは、目の当たりに生々しい血がにじんできた。
 しばらくして、ようやく亡霊は苦しげに言葉を継いだ。
「...馬は痛みのあまりしきりに跳ね上がり、私はやっとのことで鐙(あぶみ)から足を外して降り立とうとしましたが、重傷のためにもはや一歩も歩けませんでした。
 それで、乗り替えの馬に担ぎ乗せられて、死ぬほど辛い思いをしながら、やっとの事で近江路(おうみじ)をしのいで来て、この青墓に下りましたが、ごろつきのような兵に殺されるぐらいならと思い詰め、一息に腹をかき切って、そのまま修羅道に堕ち、遠国の土となったこの青野ヶ原...。」
 見る見るうちに亡霊の腹のあたりが血に染まった。目を覆うばかりの悲惨な有様だった。僧はあまりの哀れさに、もはや掛ける言葉もなく、ただ涙を流すばかりだった。亡霊は悲しく顔を上げ、おぼろな両手を合わせると、耐え難い苦痛のために、振り絞るような声で訴えた。
「どうかこの青野ヶ原の、私の亡き跡をお弔い下さいませ。亡き跡を弔って下さいませ...」


解説

 この話は実話に基づいていますが、伝承では、朝長が負傷した時、父親は、
「お前の弟の頼朝だったら、こんな惨めなざまでおめおめ生きてはいないぞ。この臆病者の恥さらしが!」と、激痛に喘ぐ我が子を責め立てたそうです。部下が執り成したのでその場は収まりましたが、わずか十六歳の多感な若者はひどく自らを恥じ、その夜に割腹自殺しています。
 もしこれが本当だったのならば、私は思います。こんな奴は父親でもなければ人間ですらない、と。
 我が子には負け犬の人生を生きることを禁じ非難し残酷な侮辱の限りを尽くしていながら、自分自身はおめおめと生き永らえ逃げ伸びて行きました。この父親は部下に裏切られて油断しているところを殺されましたが、全く同情できません。結局の所、この腐り切った父親は、負け犬のように逃げる自分自身への苛立ちと惨めさに耐えきれず、自分自身への卑屈な思いと屈辱感のままに、よりによって何の罪もない次男に当たり散らしただけです。人間の屑、卑劣極まりない臆病者とは、自ら起こしたクーデターの結果、罪もない我が子を犠牲にした、この血も涙もない父親に他なりません。
 戦争を炊きつけるような政治家や軍人は、他人には愛国心や国家のために死ぬ覚悟を求めますが、いざ自分自身が戦犯として裁かれ、あるいは死ななければならなくなると真っ青になって助命を乞います。それと全く同じことです。若者や他人に戦地に行くことを洗脳し教育するような連中は、自分や自分の家族が死ぬ事など夢にも考えていません。命を懸けて戦うどころか、他人のためには鼻血を出すことだって嫌がるでしょう。彼らが考えていることは、罪もない若者を、国家の名の元に政治家や財閥、あるいは軍部の上層部である「自分達」支配者に奉仕させることであって、自分以外の他人に奉仕する意志などひとかけらもありません。倫理観も道徳観も欠片もない連中こそが、若者たちに「倫理」「道徳」を強制し洗脳するのです。自分達の奴隷として楽しく利用するために。
 この父親はあまりにも残酷すぎる。まともな父親なら到底こんな事はできまいに、――作者元雅さんもそう思ったのでしょう。彼自身、この父親の話は知っていたはずです。もしこの話が事実であったら、本当にあるべき父親とはどんなものなのか、人の情けとはどんなものか、臆病で卑劣で愚かな男に限って男尊女卑で威張っているが、現実には女性の方がはるかに憐れみ深く気高く誠実で裏切らない真心を持っているのだという現実を描く事によって、この不幸な少年を憐れみ、強烈な非難をこの腐った父親に向けたのです。
「君には何の罪も落ち度もない。君の父親こそが臆病な卑怯者であって、謝罪すべきなのは、観音懺法で懺悔すべきは、君ではなく君の父親だ。」――元雅さんがあえて観音懺法という懺悔、自らの罪の告白によって反省し、謝罪することで救済を求める経文を選んだのは強烈な皮肉であり抗議であり、決して理由のないことではありませんでした。
 戦争を知らない子供達、戦争を知らない大人達、戦争を知らない老人達は知るべきです。この作品に描かれているものこそが戦争であり戦争の現実です。
 外科医でもないのに遠隔操作の手術ロボットを駆使して手術したり、その手技について語るとしたらよっぽどの馬鹿者でしょう。全く泳げないのに海難救助の方法について論じるような間抜けもいません。誰だってそんなことはわかります。
 ところが不思議千万なことに、戦争を知らない若者や大人、あるいは老人達が、滑稽千万にも戦争を語ります。
 戦時中には生まれてさえいなかったような幼稚で馬鹿面の連中が、
「近隣の敵国からの脅威から我が国を守るために軍備が必要だ」
「戦争ができるようにしなければならない」とほざきます。傑作です。もう笑うしかありません。
 核兵器を大量に保有している巨大国家に、「積極的平和主義」の名の下に通常兵器で武装して、あまつさえ柔道や剣道を子供達に習わせ、民衆が決めたわけでもない国歌を強制し、国旗掲揚を強制する。第二次大戦末期、敗戦が明白だった時期に、最新兵器と戦うために軍部は同じような思想統制と洗脳を行い、国民にこぞって竹槍を作らせました。間抜けです。この現代には、今度は核兵器を相手に通常兵器や柔道、あるいは剣道で戦わせるつもりのようですが、一体この人達は何を学んできたのでしょうか?
 こうした人々を評して、「時代錯誤」と呼びます。そんな人々を支持する人々もよっぽどの馬鹿者です。外国語の一つ二つすらろくに話せないような連中が、どうやってこのグローバルな時代にまともな政治ができるでしょう? 他の国々がどのような文化と歴史と価値観を持っているのか、それすら知らないような前近代的な連中が、箱庭のようなちっぽけな視野と、井戸のような狭い見識、ピーナツほどの脳しか持たなかったステゴザウルス並みのお粗末な頭脳を持って、どんな国際外交を展開していく積りなのでしょう?
 東大法学部出身だから賢いとは限りません。世界にはもっとずっと優れた大学が腐るほどあります。なまじ自分を賢いと思い、自分が正しいと思い込んでいる分だけ、かえって自らの限界を知り慎重に事を進める人々よりはるかに危険です。ましてやそんな連中が権力を与えられたなら? それこそ狂人に刃物です。
 戦争を礼賛する狂人達が政治や軍部を掌握すると救いがありません。犠牲になるのは若い人たちです。戦争の残忍な現実が、他者の命を奪い、自らの生命も危険に晒され、時には手足をもぎ取られあるいは地雷で重傷を負う――その殺戮と恐怖と憎悪は、消すに消せない心身の傷を残します。
 どれほど多くの人々が、どんなに真心込めて救いの手を差し伸べても、潜在意識や本能までが揺さぶられ崩壊するような極限状態を経験すると、その人の人格が取り返しがつかないほどのダメージを受け、容易に回復できなくなります。この作品の可哀想な主人公さながらに。
 無論、この悲惨な運命を背負った少年の苦しみはこの後も長く続きますが、この残酷な運命を若者に強いた張本人、それは軍部であったり政治家であったり財閥であり武器商人ですが、本当の戦争の元凶となった連中は、一切何の責任感もありませんし、悪いことをしたとも思いません。
 過去においてある国が周辺諸国を侵略しました。反抗する人々はテロリストと呼ばれ、「劣等民族」として扱われ、事々に差別されありとあらゆる侮辱と略奪、残虐行為を受けました。ところがほんの数十年後には、その侵略国家はこう宣言しました。
「我々は劣等民族のためにこそ戦い、努力したのだ。一切何の悪事も働かなかったどころか、この後進国の教育とインフラ整備のために貢献したのだ。いや、そもそも戦争などなかったのだ」、と。
 興味深いことに、「罪はなかった」と宣言したのは、戦争中には生まれてもいなかった連中でした。
 戦争とは、この作品の主人公のような生き地獄の苦しみと恐怖と激痛と絶望を、あなた自身、あなたの婚約者、恋人、あなたのパートナー、あなた自身の親兄弟や子供達が味わうという最悪の出来事です。何の罪もない若者が傷つき、取り返しのつかない事態に至る最悪の悲劇、それを起こした張本人ではなく、乗せられた愚かな人々が地獄を見る、それが戦争です。様々な詐欺に遭って不幸になる人さながらに。
 この作品は、同じく元雅さんの「重衡(しげひら)」同様、第二次大戦中には戦意を喪失させる作品だとして排斥され、廃絶曲になっていました。何故この作品が廃絶曲になったのか、何故戦争をやりたい連中がこの作品を恐れたのか、その理由をあなたご自身でじっくり考えて頂きたいと思います。


改憲勢力2/3の嘘     
             ―だまされるな! 選挙に行って福祉国家日本を取り戻そう!―


2016年7月7日、朝日新聞は、アンケート調査の結果、「改憲勢力が2/3に迫る勢い」と公表しました。いよいよ選挙の日が迫って来た段階でこうした虚偽の情報を垂れ流すのは、明らかに安倍与党が意図的にさせた事ですが、秘密保護法がありますから、安倍と朝日新聞、あるいは同じような嘘の情報を垂れ流した共同通信社との密約の存在は、官邸の裏情報に詳しいジャーナリストは既に把握していますが、国民には知る術もありません。

 変だとは思いませんか?

 これまで、何度アンケート調査が行われても、安倍与党の平和憲法廃案を支持する人は30%未満です。大手新聞社では30%未満ですが、マスコミと直接関係ないフリーのジャーナリスト複数の無作為抽出アンケートでは、どのデータも、驚くべきことに約80%を超える人々が全員、現行の憲法改悪に反対しており、賛成者はわずか20%未満でした。

 ヒトラーのアンケート調査も同様でした。最初からナチス・ヒトラーを支持する人が100%だと公表したら、誰だってその結果を疑います。
 けれども、最初は10%、でも次には13%、というように、洗脳と情報操作、即ち、ヒトラーに都合の良い情報は積極的に垂れ流し、極めて都合の悪い情報はメディアに圧力をかけて徹底的に隠蔽する。
 さらにヒトラーは、言葉を尽くして、それこそ、ありとあらゆる悪意と敵意を込めて、近隣諸国をバッシングしました。
 当然の事ながら、これに腹を立てた近隣諸国は、ドイツを非難し批判し、時には制裁について口にしました。
――これがヒトラーの思うつぼだったのです!

「聞いたか! 我が愛するドイツの人々よ! 近隣諸国は我々の『美しい国』を侮辱している! 奴らのしていることは内政干渉に他ならない!
 先の大戦の折りにも、我が国は一切、非人道的な事はしなかった。婦女強姦、略奪、侵略支配、爆撃、何もかも、近隣諸国のでっち上げに過ぎない!
 私は軍備を増強し、強い国家、戦争できる国家を取り戻し、我が国の誇りを取り戻す!」
――愚かな人々は、この強くてぶれないヒトラーの発言に拍手喝采し、愚かにも、ヒトラーのナチス党に、単独独裁権を与えてしまったのです。
 
 この選挙の時にも、ヒトラーは徹底的に情報操作をしています。ヒトラーを批判する意見は一切メディアに流さない。徴兵制度や基本的人権の制限など、国民に都合の悪い事は一切言わないし議論させない。
 極めつけは、選挙直前に垂れ流した嘘のアンケート結果です。

「ヒトラー率いるナチス党、ワイマール憲法改憲派の勢力が、アンケートでは実に2/3を超える勢いだ!」と。

 これを信じた愚かな国民達は、すっかり白けてしまったのです。

「どうせ選挙に行っても、ナチス党が2/3もの議席を占めるのであれば意味がない。それに、今の所は、憲法改正については何も言っていない。まさかすぐに憲法を変えたり、急に徴兵制度や戦争が起きるわけじゃないだろう。
 それに、他の政党もだ、メディアの情報によれば、何の対案もないしな。まあ、どれを選んでも同じなら、選挙になど行ってもしょうがない。」

 本当は、この当時においてさえ、ナチス・ヒトラーの支持者は20%にも満たなかったのです。
 けれども、実に70%もの人々が選挙に行かなかったため、投票した人間の内、ヒトラー不支持はたった10%、一方ヒトラー支持の右翼、軍国主義の危険な連中は、20%ですから、結果的にはメディアの嘘の情報通り、ナチス党の得票率は2/3にもなったのです。

 このバカげた結果をどう思います? 

 現実にはナチス・ヒトラーを支持していた人は20%弱に過ぎなかった。ところが選挙に誰も行かなかったから、支持率はたった20%未満だったのに、得票率は2/3にもなってしまった。ヒトラーの情報操作の罠によって、国民の意向は全く反映されなかったのです。

 言うまでもなく、今の日本の安倍与党も、既に麻生が言ったように、完全にヒトラーの手口を模倣しています。

 実際には80%以上の日本の国民が、安倍晋三と与党の改悪独裁憲法を絶対に受け入れられないと考えている。
 それなのに、どういうわけか大手の新聞社のアンケートでは、2/3すなわち、67%もの人々が安倍与党を支持するという結果が公表されている。これはヒトラーのしたことと全く同じです。

 これまで安倍与党が何をしてきたか、その現実をきちんと振り返ってみましょう。

1) 積極的平和主義

「日本が戦争できるようになれば、戦争は決して起きず、海外の日本人も絶対に安全だ。
 日本人には一切、指一本触れさせない。」
 安倍は何度も何度もそう明言しています。
 現実にはどうだったか? 日本人が無事どころか、ISが安倍の挑発を受けて、
「今後、アラビア世界のみならず、東南アジアのイスラム教国家においても、日本人をテロのターゲットにする」と既に宣言したその言葉通り、2016年7月、罪も内日本人が7人も、バングラディシュで惨殺されました。犠牲者は安倍が挑発と身代金支払いを拒否して死なせた湯川さんや後藤さん同様に、首をナイフで切られるという残忍な殺され方でした。
 これまで日本は、イスラム教の国々との信頼関係の構築に努力し続けてきたのに、安倍晋三はISを全世界でバッシングし、挑発し、
「ISと戦う国々のために巨額の軍資金を提供します」と公言したために、日本はISの標的になったばかりか、全世界のイスラム教の国家を敵に回したのです。

 オバマ大統領と安倍がいかに対照的か? オバマ大統領は何度も繰り返しています。
「過激派であるテロリストと、罪もない多くのイスラム教徒とは全く別だ。決してイスラム教の人々をバッシングしたり差別してはならない。同じ人間なのだから。」と。
 彼の配慮ある人道的な発言の結果、イスラム教徒そのものを苛め抜いたフランスが残酷なテロリストの報復を繰り返し受けたにも関わらず、オバマ大統領以来、本来イスラム過激派の敵であるはずのアメリカ国内では、一切テロが起きていないのです。

 この現実こそが、安倍の狂気と愚劣を証明しています。

2)時間外手当のカット

 この結果、企業は、どんな過長労働を強制しても、一切、時間外手当を払わないでよくなりました。
 個人が到底時間内に達成できないようなノルマを意図的に与えれば、その人は否応なしに残業せざるを得ません。こうして企業は、好きなだけ労働者を無報酬で働かせることが、法的に可能になったのです。

 この当然の結果として生まれたのが、ブラック企業とブラックバイトです。

 ブラック企業とブラックバイトが、なぜこうした残酷な労働を強制できるかといえば、その背後に就職難、特に、正規雇用してもらうことの困難があります。
 懲戒免職などで解雇されれば、履歴書に傷がつきますから、それをネタにして被雇用者や学生を脅す。これが彼らの常套手段です。

 無論、ブラック企業とブラックバイトの直接原因は円安です。

 輸出産業の巨大企業には円安は有利ですが、部品や原料を輸入している中小企業にとって、円安は致命的です。
 安倍と与党はその事実を知っていながら無視していますが、儲けが極端に落ち込んだ中小から零細企業にとっては死活問題です。その結果がブラックバイトでありブラック企業なのです。

3)非正規雇用の永久化

 もう今更言うまでもありませんね。この結果、日本の99%の国民の収入は激減し、学生は正規雇用されなくなり、ほとんどの労働が非正規社員によって賄われるため、正規雇用されている正社員ですら、簡単にリストラ可能になりました。
 一億総活躍ならぬ、一億総貧乏です。

4)戦争法案

 自衛隊は日本を防衛するための組織であるにもかかわらず、安倍晋三と与党とは、自衛隊が、日本の「友好国」である、アメリカ、ヨーロッパが勝手に戦争を始めた時、自衛隊が日本とは全く関係のない戦争に駆り出され、最前線で最も危険な地上戦を強制されることを決めました。
 安倍は言います。
「武装すれば、自衛隊も、日本も、完全に安全だ」と。
 けれども現実には、銃弾で銃弾は防げず、ミサイルでミサイルは撃ち落とせず、核兵器をいくら保有したところで、核兵器での攻撃は防げません。
 安倍は言った。
「海外の日本人は完全に安全です」と。その結果はどうなりましたか? バングラディシュでの邦人の虐殺です。
 安倍の狙いは国益や国民の安全ではなく、
「日本の国民に戦争をさせること」なのです。

5)憲法改悪

 自民党の憲法草案を読まれましたか? もしまだなら、ぜひ私のブログの、
「平和憲法抹殺」を御一読ください。わかりやすくまとめておきましたから。
 安倍と与党の憲法改悪法案を読むと、びっくりされると思います。
 
 基本的人権の条文の削除。安倍と与党が2/3以上、いや、過半数の勢力を得たならば、日本人は基本的人権を抹消されるのです。
 
 首相の緊急事態宣言があれば、国民は全て、財産権も生存権も停止させられ、首相の決定により、財産、土地、人的資源を強制的に提供させられる。
 安倍は、口先では、
「徴兵制度は今の所は実施しない」と言いました。これはつまり、
「もし、選挙で勝利したら、将来必ず徴兵制度を通す」という意味です。
 実際、安倍与党は、国民があれほど反対し、70~80%もの国民が反対している安保法案を平然と通しました。
 もし、あなたが選挙に行かなければ、安倍を支持するわずか20%の右翼と軍国主義者、創価学会の固定票によって、ナチスのヒトラーさながらに安倍が勝利をおさめ、国民の意向とは全く解離しているにも関わらず、議席数と言う数の論理で、強引に好き放題にするのが目に見えています。
 その結果は日本の国力低下、内需の低下、購買力の低下、社会不安の増大、あらゆる社会福祉のカット、富の超富裕層への集中、安倍晋三と与党の権力強化に結び付き、結婚する率も出生数も激減して、99.9%の国民が不幸に貧しく惨めになる事になります。
 
 当然そうなれば、就職難になりますから、今、安倍与党がしているように、
「自衛隊になって日本を守ろう!
 自衛隊になるという誓約書にサインさえすれば、
 学費も生活費も全部国が保証してくれます♡」
 でも、この誓約書の最後には、こんな事が小さな小さな字で書いてある。

「もし約束を破った場合、必要経費の全額返還の上、法的に処罰されることになる。」とね。

6)トリクルダウン

安倍は言いましたね。

「金持ちがさらに金持ちになれば、
 貧乏人に金持ち以上にお金が流れてきて、
 貧乏人が金持ち以上の大金持ちになるのです。」

 なんだか聞いた事がありますよ。このバカなセリフ。

「お金が流れ入ると何度も唱えれば、
 お金持ちになるとイメージすれば、
 お金が引き寄せられて渦のように流れ込み、
 貧乏人が金持ち以上の大金持ちになるのです。」

 おいおい、安倍さん、あんた、「引き寄せの法則」の信者かい?(笑)

 現実はどうでしょう?

「引き寄せの法則」は、今やアメリカでは十億ドルレベルの巨大産業になっています。大金持ちになった連中は、「引き寄せの法則」で人々をだました連中だけ、関わった人達は、前以上に貧しくなりました。

 安倍と与党も同じです。

 安倍の三本の矢とトリクルダウンの結果、与党は政党寄付金増額で公然と賄賂を受け取れるようになって巨万の選挙資金と富とを得、超富裕層の大企業だけは、安倍晋三の就任以来、これまでなかったほどの利益を得て、前以上の大金持ちになりました。
 ところが99.9%の国民は、時間外加算のカット、非正規雇用の永続化、あらゆる社会福祉と医療福祉、介護福祉のカットにより、前以上に惨めに不幸に貧しくなったのです。

 国民の皆さん、好い加減、安倍と与党、現代のヒトラー、自民党の毛沢東、日本のスターリンと異名を取るブタ野郎、地上の悪魔さながらの安倍晋三と与党にだまされるのはもう止めましょう。
 
 もし、あなたが立ち上がって選挙に行き、民進党連合に投票すれば、安倍の権限など瞬殺することができるのです。

 あなた御自身の幸せのために、世界に誇れる福祉国家、戦争を放棄し、平和を選ぶ、真に美しい日本を、独裁者、安倍晋三と愚劣で卑劣な与党から取り返すために、今こそ立ち上がり、選挙で目に物見せてやりましょう。

 どうか賢明なる読者の皆さん、
 御家族に、
 お子さんに、
 お孫さんに、
 友人に、
 御親族に、
 立ち上がって選挙に行き、
 与党と安倍の独裁政権を叩き潰すため、 
 野党連合に投票するように話しかけて下さい。
 
 輝かしい未来は、
 あなた自身の価値ある一票で得られるのです。

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参議院選終盤情勢、共同通信社の真っ赤な嘘          ―算数のできないバカのデータ(笑)―


 共同通信社は、参議院選の終盤情勢として、相手の良くわからないアンケート調査の結果、
「改憲勢力が2/3を超えるのが確実」と発表。
「ただし、投票先未定の人が40%を超えている。」とも述べています(笑)。

 バカですか? 共同通信社は?

 彼等の集計では、投票先が決定している人は約60%弱。

 さあ、皆さん、楽しい算数のお時間です(笑)。

 改憲勢力の得票率2/3=0.6666666……つまり、66%以上の人が与党に投票する、しかも、
「2/3を超える」と断言していますから、共同通信社の発表が事実であれば、66%を超える人が確実に与党に投票することになります。

 変ですねえ(笑)。

 今度は引き算の問題ですよ。これなら小学校を卒業された方なら理解できるでしょう。

 100-66=34。共同通信社の発表が事実なら、66%以上の人が与党に投票することが「確実」だと言っていますから、34%に満たない人が、野党連合に投票するに過ぎないことになります。
 
 ところが、共同通信社の「アンケート」によれば、投票先が未定の人が、40%強も居るという。

 40%以上の人が「投票先はまだ決めていない」と言っている。従って当然のことながら、与党に「確実に」投票する人は60%弱であるに過ぎませんね。
 ところが、奇妙奇天烈にも、共同通信社は、
「66%以上の人が与党に『確実に』投票する」と発表している。算数の計算もできないバカばっかりだと言う事ですねえ、共同通信社の人間は(笑)。小学生以下。傑作です。

 実際には60%弱でしかない。分数なら60/100=3/5=9/15。2/3=10/15だから、およそ2/3以上には程遠い。
 共同通信社は、

「現時点でのアンケート結果では、改憲勢力が確実に2/3を超える」と公表している。けれども現実には、
「現時点でのアンケート結果では、改憲勢力は2/3の議席数は得られない」と言うのが正確なデータ分析ですね(笑)。

 おまけにね、私自身の知人複数、知人の知人の複数がこう言っています。
「この間、投票先のアンケート調査の連絡があった。気味が悪いから、
『与党支持です』って、即答しておいたよ。」ってね(笑)。

 現在、マイナンバー制で日本人は個人情報を安倍与党に把握されているし、安倍与党に睨まれたが最後、何をされるかわからない。それでも足りずに、安倍は盗聴法を通そうとして、まるで北朝鮮の金成恩かスターリンのように、共産主義独裁者のように国民を監視しようとしています。
 こんな馬鹿なアンケート調査があったとしても、一体どこのバカが、正直に、
「野党連合に投票します」などと言うでしょうか?

 おまけに、知り合いのジャーナリストに聞いた話ですが、

「アンケート? 全く信用できないね。
 前回のアンケート調査で与党支持と回答した連中だけにアンケートして、与党に都合の良いデータを出す――ナチス・ヒトラーがやった古典的な手口だよ。

『平和憲法抹殺と国民支配のためには、
 ナチス・ヒトラーの手口に学ばにゃならん』、そう麻生が言った通りだ。それを実行に移しているわけさ。

 そもそも、選挙直前に、どう考えても不確実なデータを根拠にして、
『与党が2/3を確実に超える』ってのは、完全に情報操作だ。これもヒトラーの手だがね。
 こんな情報を信じてるのは、今時バカだけだぜ。」とのことでした。

 安倍が平和憲法を抹殺して、改悪独裁憲法草案を作成しているのに、選挙で2/3以上の議席を獲得したら平和憲法を潰すと明言しているのに、さあ、実際に選挙運動が始まったら、
「平和憲法抹殺」とも、
「憲法改正する!」とも言わない。国民の70%以上が反対しているのに、国民の疑問には一切答えようとしない安倍と与党。
 国民の70%以上が改憲に反対しているのに、なぜ共同通信社のアンケートでは、
「国民の66%以上、2/3以上が安倍の率いる与党に投票することが確実だ。」という、摩訶不思議な結果になるのか?

 7人もの邦人がISのテロで殺害されたのに、空港に出迎える事もなく、選挙のためだけに駆けずり回っている安倍と与党。

 そもそも、後藤さんと湯川さん、人質が二人も捕らえられており、身代金なしでは殺害すると予告されていたのに、
「卑劣なISは絶対に許さない! 身代金など絶対に払わん!」と、全世界で喚き散らし、徹底的にISを挑発し、二人とも殺害されるように誘導したのも安倍と与党。これで完全にISを敵に回したからこそ、今回も日本人が殺害されたのです。ISはとっくの昔に、
「東南アジアのイスラム教の国家において日本人を殺す」と公表していました。その悪夢が現実になったのです。全部、安倍と与党の責任です。

「自衛隊が海外で戦争できれば、絶対に日本人は海外でも安全なのです! テロリストには指一本触れされない。」と断言した安倍と与党。
 結果はどうなりましたか? 日本人が7人も殺害されましたよ。安倍の言ったことは事実でしたか?  正しかったですか?

 あなた御自身や御家族が、今後、仕事でイスラム教の国家に行かなければならない事もあるかもしれません。あなたや御家族は、安倍と与党を信じられますか? 安全だと信じられますか?

 詐欺師は決して不利な情報を犠牲者に伝えません。
「この株は確実に儲かります。まず、信頼がおける会社であり、実績があり、将来性がある。これがこの私の『3本の矢』です。
 安倍首相の3本の矢と同じく、絶対に安心です。顧客の方達は、この株の配当金で、女性は輝く事が出来、全員、活躍できますよ。」
 おまけに、詐欺師と組んでいたあるペーパーカンパニーの自称「社長」が、様々な顧客のアンケートデータを示し、いかに詐欺師が顧客に支持されているかを得々と説明して見せたのです。もちろん、捏造された「アンケート結果」です。
 
 愚かな人は考えます。
(他にはここまで自信に満ちた、決してぶれない証券マンは居ない。他の証券マンは一人としてうまい話を持ってこない。
 よし、この証券マンに乗った!)
 こうしてこの愚かな人は、全財産を失ったのです。儲かって大笑いしたのは詐欺師だけでした。

 けれども、賢い人は考えます。
(今のような不況下で、都合よく儲かったり女性が輝いたり活躍できたりするはずがない。他の証券マンは誰一人として無責任に儲かるなんてことは言ってない。
 こいつは危ないな。止めておこう。話があまりにも都合が良くてぶれないのが変だ)
 こうしてこの賢い人は、詐欺師の被害に逢わずに済みました。

 政治も同じ事です。
 
 都合の良い事ばかりを語る政治家――イギリスのEU離脱派が良い例です。離脱を煽った政治家共は、離脱のメリットばかりを吹聴し、デメリットを一切語らなかった。その結果があのザマです。

 軍備を増強しようが、自衛隊が戦争しようが、国民の命など決して守れない――それが今回のテロによって完全に証明されたのです。

 賢明なる読者の皆さん、あなたは詐欺師の口約束、都合の良い「アンケート結果」、算数もできない共同通信その他の捏造データを信じて与党に投票されますか?
 それとも賢い人がしたように、詐欺師の本質、アンケートの嘘を見抜いて、野党連合に投票し、少なくともこれ以上の国民の不幸、御自身や大切な人の不幸を未然に防ごうとされますか?

 決めるのはあなた御自身ですが、その選択の如何によっては、あなたと愛する人達、恋人や夫や妻、かけがえのない子供達や孫達の運命が決定されてしまうのです。

 与党を選べば確実な地獄と不幸が訪れますが、野党連合を選べば、少なくとも権力が分散され、嘘にまみれた悪質な独裁者の出現と、国民の奴隷化は防げるのです。

あべのしょうたい

現在、安倍与党の支持者は、バカと間抜けな右翼だけ(笑)

                       ―そして誰も支持しなくなった……(^‿ ^)―

皮肉な事に私も含め、
かつて自民党を支持していた保守派の人々が、
今や完全に安倍自民と与党を見限り、
民進党と野党連合の議員に投票する予定でいます。
現在、安倍と与党を支持しているのは、
とうとうバカと右翼だけになりました(笑)。

右翼系日本神道の「生長の家」や、
仏教の「立正交成会」も、
安倍と取り巻きの保守勢力を支持しないと公表した。
右翼と創価学会という仏教宗教団体が、
安倍坊やの頼みの綱だったのにね(笑)。
これ以来、
ちゃんと勉強している出来のいい右翼は安倍を見限り、
マヌケな右翼しか支持しなくなってしまいましたね。

この結果、
マスメディアの嘘の報道とは真逆に、
現在、民進党連合支持者が、
与党支持者を抜いて、
過半数に迫るほどの勢力になり、
地域によっては、
完全に与党勢力を凌駕しています。

私の知り合いの、
かつての自民党支持者は、
全員、
「民進党か野党連合に投票する」と言っています。
全員、
平均以上の大学を出て、
平均以上の収入を得ている人達ですよ。
国公立大学の出身者も多いです。
ああ、ごめんなさいね、おバカの安倍さん、
あんたより良い大学の連中も多いや(笑)。

中には自民党の議員だった方や、
建設会社の会長までいますよ。
全員、
「自民党を支持しない。
 民進党か野党連合を支持する」ですって(笑)。
もちろん私も含めてね。(^‿ ^)

かつての自民党は、
戦後日本のインフラ整備と福祉、
累進課税による貧しい人の税軽減と、
富裕層の増税、
無償の奨学金、
終身雇用など、
国民一人一人に配慮していました。
それで国民に支持されていた。
国民の福祉に最大限配慮することで支持され、
内需と国力を増すという、
優れものの政治でした。

若い人は知らないだろうが、
当時の日本はね、
「社会主義国家をはるかに上回る、
 世界一福祉が充実した民主主義国家、日本」と、
世界から絶賛されていた。

確かに自民党は、
アメリカの言うなりになって、
自衛隊を作るには作ったが、
戦争を知っていた自民党の議員達は、

(平和憲法があるから、戦場で自衛隊が戦わされる事はない)と、

暗黙の内に了解していた。

死刑も同じ。

谷垣までの自民党議員は、
死刑宣告後、
十数年も経ってから処刑したり、
獄中での病死を待つなど、
すぐに刑を執行せず、
極めて人道的だった。
冤罪の可能性や、
社会的弱者が凶悪犯であると、
良心的な自民党の議員は知っていたからです。

そもそも、まともな人間ならば、
誰が他人の命を、
自分の手で奪いたいなどと思うだろう?

ところが谷垣は全く何も考えず、
死刑囚を次々と処刑し、
「死神 谷垣」と呼ばれている。

安倍は安倍で、
首相の独裁権掌握を狙う、
狂気の改悪憲法草案を作り、
自民党支持者であった人々から、

「日本のスターリン」

「自民党の毛沢東」

「『公や国家のため』を錦の御旗にした、共産主義独裁者」

――そう呼ばれています(笑)。

暴力革命を肯定する共産主義は嫌いですが、
民進党が居ない選挙区で、
共産党員が出馬しているなら、
仕方がないから私も知人一同も、
共産党に投票します。

今となっては、
安倍こそが「共産主義独裁者」になってしまい、
かつて自民党の方々が堅持していた平和憲法を、
共産党の方が支持してくれていますからね。(^‿ ^)

20150105-00010000-willk-000-2-view[1]

けんじせんせい
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